2025年のごあいさつ

 

 

皆さま、こんにちは。日頃より、信州ヒュバ・アグリをご愛顧いただきまして、本当にありがとう

 

ございます。早いもので、今年も、こうしてヒュバ・アグリの”美味しい”シーズンの始まりをお知

 

らせする時期となりました。本年の作柄ですが、昨年に引き続き、春先の遅霜による被害もなく乗

 

り切れたため、おおむね良好です!!

 

 

 

充実した着果が確保されると、大変になって来るのが摘果作業。ベテランから新顔さんまで、たく

 

さんのパートさんと共に、来る日も来る日も、チョキチョキやりました。初めは小豆ほどだった

 

幼果が、日々、大きくなって行く様には、毎年のことながら、嬉しさを感じずにはいられません。

 

本年、カラ梅雨か?とも心配されましたが、ほどほどの降雨もあって、これまでは本当に順調に来

 

ていると思います。今後は、ゲリラ豪雨と共にやってくる”雹”(本年、長野県内でも、何ヶ所かで

 

被害が出ているようです)、そして、高温&旱魃が心配となりますが、ここまで来れば、あとは神

 

頼みです。皆さまからも、ここ信州に、たくさんの”念”を送っていただけたらと思います。

 

 

 

さて、本年のお知らせ&お願いですが、

 

 

1)サンセーキの取り扱いについて

 

豊作の今シーズンにあって申し訳ありませんが、サンセーキにつきましては、”味よし”のみのお

 

取り扱いとさせていただきます。以前から、黒斑病と言う、サンセーキが非常に罹りやすい病気

 

に悩まされて来ました。数年前から、防除体系を見直し、幾分、持ち直したかと思われたのです

 

が、根本的な解決には至らず、本年、サンセーキの栽培を大きく縮小いたしました。そのため、

 

ピカイチと味よしを区別してご提供するだけの収量を確保できないものと思われ、味よし規格に

 

統一してのご用意となりました(ピカイチも含まれるので、ある意味、お得です!!)。

 

なお、このままでは、サンセーキは絶滅か!?と気になる方も多いかと思いますが、ご安心を。

 

世の中には、サンセーキを元にして品種改良され、黒斑病に強い”ゴールド20世紀”と言う

 

品種が誕生していまして、食味などは、ほとんどサンセーキと同様です。ヒュバ・アグリでも、

 

数年前に導入しておりまして、安定的に収穫できるようになりましたら、再度、ウチのイチ押し

 

としてご提供していきたいと思っています。

 

祖父の時代に植えた初代のサンセーキ。名残惜しくはありますが、第2世代へとバトンタッチさ

 

せていきたいと思いますので、皆さまも、お楽しみにしていていただけたらと思います。

 

 

2)クレジットカード決済+αについて

 

これまで、イプシロン株式会社によるクレジットカード決済のシステムを利用して来ましたが、

 

契約条件の見直しを経て、ゼウス株式会社のシステムを採用することになりました。皆さまには、

 

少なからず、ご不便をお掛けすることとなってしまうかと思いますが、ご理解の程、どうぞ、よ

 

ろしくお願い致します。なお、普段は、自分でも便利に使っているバーコード決済については導

 

入しておりませんので、重ねて、よろしくお願い致します。

 

 

3)取り扱い期間にご注意ください!

 

商品の配達日を指定していただくことが出来るようになっていますが、梨やリンゴは、品種によっ

 

て収穫時期が異なるため、お届けできる期間も異なります。各商品について、選択可能な配達日時

 

を制限できれば良いのですが、ヒュバ・アグリで利用しているHPのシステム的に、そのような設定

 

ができません。大変、申し訳ありませんが、日付指定をされる際には、各品種の取り扱い期間をご

 

確認の上、ご利用いただきますよう、よろしくお願い致します。

 

 

 

4)日々の暮らしから

 

昨年の話にはなりますが、生産拡大&豊作で、いつになく忙しい収穫作業に追われることとなりま

 

した。大袈裟に言えば、ソフトボール程もある梨やリンゴ達を上から掴み、右へ左へ選別作業、そ

 

して箱詰めへと、その動作を延々と繰り返した結果、右肘にテニス肘とゴルフ肘を併発してしまう

 

という、まさかの事態となってしまいました。幸い、症状がひどくなったのがサンふじの出荷作業

 

を終えてからだったので、収穫物はそれぞれにできましたが、冬の剪定作業に大影響。60kgほど

 

ある握力が10kgちょっととなってしまい、ハサミが握れない使えない。急ぎ、整形外科にお世話

 

になり、冬の仕事も済ませることができましたが、今シーズンも用心しなければです。50歳を視野

 

に入れ、身体との付き合い方を考えさせられるオフシーズンでした。

 

 

なお、↑に掲載の毎年恒例の集合写真ですが、上の二人は母親の身長を越え、末っ子も踏み台や抱き

 

抱えることなく、フレームに収まることが出来るようになりました。自覚せざるを得ない身体の

 

ガタと子供の成長に、いろんな意味で時の流れを感じさせられる今日この頃ですが、まだまだ続く

 

ヒュバ・アグリ、今シーズンも頑張ります!!