2021年、リンゴの改植事業!

 

 

ヒュバ・アグリでは、この冬から春に掛けて、少し大きな改植作業に取り組みましたので、

 

その様子をお伝えします。

 

 

現場となったのは、ヒュバ・アグリが初めてリンゴの栽培に取り組んだ圃場で、元々、

 

30〜40年性の古くて大きな樹が植わっていました。写真を見ると、2016年、まだまだ

 

子供達も小さく、二人だけでした。自宅からも近いため、子供達も歩いて遊びに来たりと、

 

馴染み深い園地でありました。では、なぜ改植か?と言うと、大きな樹で、生産量は程々に

 

期待できるのですが、ちょっと大き過ぎて、作業効率が悪過ぎると言う問題を抱えていたか

 

らです。過ぎたるは及ばざるが如し、これからのご時世、作業効率の最適化無くして農業経営

 

無し、と言ったところです。

 

 

 

 

とにかく、大きな樹でした

 

 

 

昨年の収穫後、葉っぱも散り落ちた年の暮れ、チェーンソーをブンブン言わせて、枝を払って

 

行きます

 

 

 

あっという間に、丸裸。

 

 

 

こっちの角度からの方が分かりやすいかな。

 

 

 

払い落とされた大量の枝は、でっかい重機がガタガタと一瞬で押し集めていってくれました。

 

太い幹の部分は、薪ストーブのオーナーさんが、喜んで持って行ってくれます。リンゴの木

 

は、燃やした時に、何とも言えない甘い香りがするとの事で、大人気なのです。

 

 

 

残った株も、重機で軽々と抜き取って行きます。ちなみに、この重機ですが、私の持ち物で

 

はございません。知り合いのリンゴ農家さんが、重機を持ち込んで、作業を手伝ってくれま

 

した(もちろん、謝礼はお渡ししてますが)。本当に助かりました。ありがとう!!

 

 

 

そして、集めた枝と、薪には使ってもらえない株の部分は、いよいよ燃やして行きます。

 

しかしながら、この辺りから、写真を撮り忘れてしまい、山のように積み上げられた枝と

 

火の燃え上がる様子は無し・・・。残念、ごめんなさい

 

 

 

 

その後、整地等もして、この圃場は、綺麗さっぱり、更地となりました。ここまでに要した

 

時間、2日と半日。名残惜しいと思うと同時に、機械の力の凄さを痛感させられました。

 

これを、手作業、もしくは小さな機械で取り組んでいたら、一体、どれだけの時間が掛かって

 

しまったものか・・・。

 

 

その後、トレリスと言う、リンゴを栽培するための設備を再設置して、春先に400本の苗木

 

を植えました。順調に活着、芽吹き、7月現在、こんな感じです。 なお、この圃場に植えた

 

のは、8月中に収穫となる夏のリンゴの代名詞”つがる”です。リスク分散の一環として、台風の

 

被害を避けるために、早めに収穫できる品種を植えました。

 

 

 

数年後には、こんな風に枝葉も生い茂り、リンゴのカーテンが出来上がる予定です。定植から

 

数年の管理の良し悪しで、その後の収益性が大きく変わってくるリンゴ栽培。子供と一緒、

 

愛情を注いで、しっかり育てて行きたいと思います!!

 

 

こちら、4年目の別圃場です。

 

 

この他にも、リンゴの圃場を1つ拡張し、それから、夏の果物として人気の高い桃も植えま

 

した。来年に迫った開園10周年。区切りではあるけれど、それを1つの通過点として、

 

更なる20年、30年(そんなに出来るかな?)を充実した時間に出来るように、励んで

 

行きたいと思います。