夏まで続く、摘果・摘芯作業

 

受粉が終わり、10日もすれば、結実した幼果が大きくなってきます。さて、これからは、1つの花房に1つの幼果のみを残す、一輪摘果という作業が待っています。この作業を、なるべく早く終わらせれば、それだけエネルギーのロスも少なく、優良果実へと近付ける訳です。とは言え、あせらず、地道に作業を進めたいと思います。

 

 

 

 

梵天受粉のおかげでしょうか、この花房には、4つしか実がありません(左写真)。そして、角度や位置を考慮して、残すべき幼果が容易に判断できます(右写真)。

 

 

 

また、摘果作業と平行して行っていくのが、摘芯作業になります。これは、枝の先端から伸びた新梢以外を切り落とす作業です。無駄に飛び出てしまった枝を摘芯することで、ここでも、不必要な養分・エネルギーの消費を防ぐことが出来ます。そして、結果として、来シーズンに向けての花芽形成が促進されることとなります。まだ、今年の果実もなっていないのですが、来シーズンのことを考えての、重要な作業となってきます。

この摘芯作業も、摘果作業と同様、地道に行っていくのみです。長い道のりだけど、頑張るぞ!!